ボク×キミ
「ただいま〜」


ん?なんかいい匂いがする。



「あら春樹。お帰り」


台所から母さんがでてきた。



「今ね、ちょうどシフォンケーキ焼けたの♪」


母さんテンションたかいなぁ…



「真奈ちゃんも呼んでらっしゃい♪」



ナイス母さん♪♪



「めんどくせーなぁ」



母さんにも気づかれないように嬉しさを押し殺す


めんどくさいなんてこれっぽっちも思ってない。



「ピンポーン」




「ガチャ」



真奈がでてきた。



「母さんがシフォンケーキ焼いたから食べにこないかだって」



真奈の家は父さん母さんが働きに出てあまり家にいないから家でお菓子とかご飯とか食べるようになってた。




「わぁい♪春樹早くしないとおいてくぞぉ〜♪」


真奈は母さんが作るシフォンケーキが大好物。



「はいはい」



俺も真奈の後に続いて家に帰った。




「おいし〜♪♪やっぱおばさんが作ったケーキは最高だねっ」



真奈は満面な笑みでいう
この顔が最高に可愛いんだよな〜。



「ガキみて〜。口についてるぞ(笑)」


ケラケラ笑いながら俺は真奈をからかう。



「ガキじゃないもん!」


真奈はすぐにムキになる



「おい、食いしん坊!!食ったら部屋でゲームするぞ(笑)」



俺はケーキ食い終わって
二階に足を運ばせる。




「食いしん坊じゃないって!!おばさんごちそうさま」



残りをたべほして真奈は
俺についてくる。
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