恋ごころ*中学生恋愛*

「ちょ…ッッ!!天地君、なんで突然!?」

未衣が、声を荒げて言った。

「ユリアのこと、好きになったから。」

天地、こんなに軽かったの??

こないだの私の告白で、付き合うとか考えられないっていってたじゃん!!

あれ…遠まわしに、振られたの??

言いたいことはたくさんあるのに

言葉が、出ないよ…

「天地君、この子に告ったの??」

「違うよッ!ユリアが告ったの♪」

「あんたに聞いてねぇーし!!黙ってて!!」

未衣が、キレてる。

私も、すごいイライラしてる。

「天地君…最低じゃん…!!人の気持ち、考えたら!?」


未衣が、そういった瞬間、涙が出そうになった。

私のこと振ってないって言ったじゃん…

天地は、優しいからだと思ってた。

でも、嘘だったなんて。

涙が、出そう…
< 101 / 184 >

この作品をシェア

pagetop