途方もない恋









触れた唇は冷たくて




冬になりかけのこの季節は寒い







けれどあたたかい涙が頬を伝う




そこだけが熱を持って私の心を強く締め付ける








「卓哉の嘘つき」









私が恋したのは





嘘つきで酷く傷ついた顔をした





優しい目をした天使









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