さまー
あ・・・



「すご!こんなでっかいの取れるもんなんだね!」



ヒロムはものの一回で取ってみせた。



しかも結構でかいやつ。



「はい・・・これ欲しかったんでしょ?」



ヒロムは私にぬいぐるみを差し出した。



「え、え、いいの!?」



「返されても困るけどな」



また白い歯を見せて笑った。



「ありがとう!すっごい嬉しい」



なんか今日ヒロムにお金使わせてばっかだな・・・



「ヒロム~なんか今日ごめんね・・・」




日が沈みはじめて二人の長い影を見ながら、帰り道私はポツリと呟く様に言った。



「は?なにが?」



首を傾げるヒロム。



かわいい///



じゃなくて。



「なんか私のせいでお金使わせちゃって・・・」



「いや、大してつかってないよ?」



「でもぉ・・・あ、私になんか出来る事ない!?」



すると「う~ん」とヒロムは考え出した。



そこまで考えられると逆にこわいな・・・







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