デビュー、俺がてつだってやるよ
~麻嘉side~
ガチャッ。

「こんばんはーっ!ライブお疲れ様でしたー!」

ん?
いつもと空気が違う?
杉田さんは私の事見つめてるし…。

「一弥君、かっこよかったで!」
「そう。」

え?
超そっけないし…。

「ねぇねぇ、麻嘉ちゃん俺は?」

まさかの杉田さん!?

「え、えと…杉田さんは…。」
「杉田さんなんて(笑)俺もタメでいいよ。」

また!?

「じゃあ…。俊也もかっこよかったよ///」

あたし、何言ってんやろ…?
一弥君しか見てへんくせに…。

「おい俊也、麻嘉ちゃん困ってるやん。」
「一弥、嫉妬か?」
「っ!ふざけんなよ。一応リーダーやし、一番年上やねんぞ!麻嘉ちゃんの事はどうも思ってない!!」

…え?
マカチャンノコトハドウモオモッテナイ?

…そうやんな。
一弥君がうちの事すきやなんて勝手に妄想してただけやしな…。

うち、アホみたい。
トップアイドルに愛されてるって思うなんて…。

やっぱりうち、一弥君の事好きなんや…?
そうやんな…?
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