君の背中
隣の君
うち、伊藤真実は
あの男子の隣の席になるまでは
何とも思ってなかった。
そう何とも。



うちは加山光っていう
男子は幼稚園の時から
名前だけは知ってた。

やけど同じクラスに
なったことはなかったで
いまいちどんな奴かは
知らんかった。


でも小6の時に初めて
同じクラスになって
話すようになって
どんな奴なんか
分かるようになった。

それなりにモテる男子の中におるけど
その中のいじられキャラで
クラスでは変態って
言われるほど
エロいことしか言わん。

休み時間はどの女子が
可愛いかとか
しょうもない話を
やっとることなんか
誰でも知っとる。
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