さよなら。愛しき人
この言葉が弱いことを知っているはず…。
どうしても散歩に行かせたいのか、わからないけど。
「行く…。」
龍星に会いたかったのが、わたしの第一に思ったことだ。
立ち上がり、今日着る服をチェックする。
龍星は、可愛い系が似合うって言ってくれたから、ピンクのミニスカにしようかな。
龍星に会うことが毎日の楽しみでもあったわたし。
龍星の前では、可愛い女の子でいたい。
そう思い始めたのは、どれくらい前かな。