キケンな生徒会サン!?
 ・・・・・ちぇ・・・忘れてなかったかぁ・・・・・じゃぁ次は・・・


「今度こそ本当に気をつけます。」


 これでどうだっ!!!と思った矢先、みーちゃんから「はぁ」とため息が聞こえ


「それも、何回も聞いたよ」


 とあきれ顔で言われた。


 これもダメか・・・。


 もう、いいや、と自分の中であきらめがついた所で


「はい、ま、気をつけるんで手当をお願いしたいと思います。」


 と言うとみーちゃんは笑顔で


「はいはい♪祐麻ちゃんってホント面白い子だよねー♪」


 そう言いながら手当をしてくれる。


 するとドアが開いて


「うわー、俺、嫉妬しちゃうなー。」


 と声が聞こえた。


 声のする方を向くとみーちゃんが


「太一・・・。」


 と言った。


 そう、声の主はみーちゃんの夫、たっちゃんだった。


 て、ゆーか、女子生徒に嫉妬って・・・。


 さすが新婚だな・・・。


 と感心する。


 あたしが感心していると


「相手は生徒よ??嫉妬なんか辞めてよっ・・・恥ずかしいっ」


「ん?結婚の前に俺は嫉妬深いって言ったよな???」


 なに???生徒の前でラブラブタイム???


 あたしは固まって何もしゃべれない。


「でも、女子だよ???」


「性別なんて関係ねぇよ。」


「でもっ」


「静かに」


-ちゅっ


 うぉ!!?生徒の前でキスぅぅぅ!!?


 あたしは恥ずかしくなって保健室を走って出た。


「しっ、しつれーしましたーーーー」







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