《実話》道〜私がつけた足跡〜
天使が消えたのは突然の事だった…
太陽がなくなり、闇が夢咲を覆う。
(なぁ…なんで?
なんでなん?)
大人の事情がわからない夢咲は、ただ不思議でしかたなかった。
テレビのブラウン管には、夢咲達が生活している施設が映っていた。
それを意味する事…
夢咲には理解出来なかった。
ただ、不思議で…
慌ただしく動く先生が不思議で…
けたたましく鳴るサイレンの音が怖くて…
タオルケットを頭から被って眠りについた…
これは夢なんだと…
悪い夢を見てるんだと…
だけど、朝が来て目が覚めて天使がいない事を、夢咲は実感する………
太陽がなくなり、闇が夢咲を覆う。
(なぁ…なんで?
なんでなん?)
大人の事情がわからない夢咲は、ただ不思議でしかたなかった。
テレビのブラウン管には、夢咲達が生活している施設が映っていた。
それを意味する事…
夢咲には理解出来なかった。
ただ、不思議で…
慌ただしく動く先生が不思議で…
けたたましく鳴るサイレンの音が怖くて…
タオルケットを頭から被って眠りについた…
これは夢なんだと…
悪い夢を見てるんだと…
だけど、朝が来て目が覚めて天使がいない事を、夢咲は実感する………