眼鏡っ仔☆@男子校



『あの....』『なぁ....』



....ヤバイ!!

ハモりました。。


死す(ハハハハハ....




さっきよりも気まずい沈黙が。


うぅ……。。....


『さっきはごめん。』

どうも....

てゆーか
──なんか....ドキドキする。


今、二人きりなんだよね……。。



そのコトを考えただけで
顔が紅色に染まってゆく。。


『大丈夫か?熱....あるのか?』


そう言って頬に右手を添える。



触られただけで
【ドキンっ】て心がはねあがる。


....顔近いよ……




真に受けるな私、
真に受けるんじゃない、私。

からかってるんだ、この人は。



でも───




少しだけ期待しても
いいのかなぁ……??


ブスだってわかっていても、
少しだけ……
期待してもいいの、かな???



なんて。。

バカみたいに夢をみる。


そんな事をしらない工藤君は


『あ、ごめん....』



ところで....話題変わるけど
眼鏡どこにあるんですか??

私の眼鏡!!


工藤君しか
ハッキリしっかり
みえないんですけどぉ?




....

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