続・女好き彼氏


朝起きたら熱があった。


「37度8。熱あり」


光太が体温計を細い目で眺め冷めた声で言った。


「特に体だるくないんだけど」

「熱あり。寝ろ」


あたしが言った言葉に即答してきた。


熱があった。


まぁ、確かにさ
昨日光太に嘘ついて悠雅のところに行った罰が今きたんだと思いますよ??


でも体だるくないし。
熱だって光太が『顔赤い』って言うまで気づかなかったし。


まぁ、ちょっと鼻水と咳が出るくらいで問題はないんだけど。


あたしは光太の言うことを聞くか聞かないかを頭の中でごちゃごちゃ考えるためひとまず、二人かけのソファーに腰をおろした。


ときだった。







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