ひざまくらの後は?
咲ちゃんの存在に安心したのか、私は意識をゆっくりと手放した。





次に目覚めた時は、


なぜか……智くんの腕の中にいた。




「もう少し寝てろ」




――――その声を夢の中でも聞いた気がした。


< 43 / 247 >

この作品をシェア

pagetop