Clover
かあ君とおばさんの望み通り、私はちゃんとお葬式に出た。
かあ君は最後までずっと、指輪を外さないでいてくれた。
天国に行っちゃっても、私の事好きでいてくれるんだね。
そしてお葬式を終えた帰り道、見覚えのある番号から電話がかかってきた。
『もしもし。』
「・・・・もしもし・・・俺だけど。」
『・・・・智?』
相手はもう関わらないと言っていた智だった。
でも、もう関わるとか関わらないとかどうでもよくなって、そのまま会話を続けた。