♀♂存在感22%の恋♂♀



とうとう櫛森の降りる順番だ。







ここ数日でやっと自分の気持ちを認めた。



あたしの櫛森に対する
『好き』と言う感情を認めた。


だから、明日から
また今までの生活に戻るのが寂しかった。




櫛森が降りた時、
数人の男子が手を振っていた。


女子の視界には櫛森は
入っていなかった。


だが、あたし一人は
誰にもバレないように櫛森を見ていた。





…その時、
櫛森があたしを見つけた。


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