幼い君〜レジスタンス凜Side〜
「おいバカ!静かに開けろって何回も言ってんだろ阿呆!」
「シキもバカチンじゃん!バカって言う方がバカなんだよー」
「クソガキ!誰に口きいてんだ?」
「シキ!!」
「阿呆!シキ様と呼べ」
「バカさまぁー」
目の前で繰り広げられている光景に驚く。
売り言葉に買い言葉。
シキは何でもないような顔をして、当たり前のようにレオと向き合う。
レオを見ると満面の笑みでシキの膝の上に座っていた。