3日目のプロポーズ
彼女、柊花音に出会ったのはまだ入社したての頃だった

あの頃の俺は毎日上司や取引先で怒られてばかりだった

その日も取引先に怒られて凹んでた俺

取引先の会社から出たら雨になっていた

まるで俺の心みたいだと思った

傘もない俺は駅までの道をカバンを頭にのせ駆け出した

駅まで徒歩15分もかかるため、途中パン屋の軒先で一度雨宿りさせてもらった

小雨だった雨は本降りに変わった


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