鳳龍~伝説の少女~
けど、このケンカはあたしが勝手に買ってしまったケンカだ。






そんなのにみんなを巻き込んでもいいものだろうか?






ううん、これはあたしと雅の戦いだ。






自分1人でやんなきゃ。負けはもう決まってるけど、仲間を犠牲にしてまで勝とうとは思わない。






だから、この事はみんなに内緒にしようと思う。






そう考えているうちに倉庫に着いてた。






今日も面子達が楽しそうにしていて、部屋に入れば仁達が揃っていた。






あたしが自分の族に戻ってから週に5回は顔を出しに行ってる。けど、主に白龍と過ごす日の方が多い。






千「光輝ぃー、誕生日おめでとぉ!はい、プレゼント」






光「ちーちゃんが俺に?そんな嬉しい事ないわ~!ホンマありがとな」






千「いえいえ。あっ、そうだ!仁、明日出かけて来るね」

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