鳳龍~伝説の少女~
千「総っ?大丈夫?」






総「平気っすよ。えっと・・・」






あたしが手を握っているのを見ると少し困惑な顔になる。






千「あっ、ごめんね」






総「い、いえ・・・」






千「・・・巻き込んで傷つけてホントごめんっ!」






総「謝らないで下さいよ。千紘さんは悪くなんかないっすよ。俺が弱いばっかりに千紘さん傷つけて守る事出来なかった・・・」






千「弱くなんかなかったよ。あん時の総カッコよかった。・・・あたしね勝てないと分かってて奴の所に行ったの」






総「どうしてですか?」






千「自分でケジメつけたかった。翔を奴に殺されて許せなかった」






総「翔さんを殺したのって奴なんですか?」






千「うん。悪いけどこの続きは後で話す。もう、限界みてぇーだ」
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