華〜ハナ〜Ⅰ【完結】
侑希side
カタン………
ああ……
眩しい……
私、昨日カーテン閉めるの忘れたんだ。
私は窓から差し込んでくる眩しい朝の光に目を細めた。
いままさに、太陽が昇ろうとしている。
私はそれを見ずに黒めのカーテンを引いた。
朝日は嫌いだ。
汚れのない、無垢なものだから。
私には眩しすぎるんだ。
私はそれからゆっくりと学校へ行く準備をした。
日の当たる時間に出歩くことは私の苦手なことの一つ。
少し憂鬱になりながらも、制服に着替え、白い靴下を履き、ローファーを出した。
まだ学校に行くのは早いか…?
そう思ったが、家にいると外に出たくなくなると思い、出したばかりのローファーに足を入れた。