華〜ハナ〜Ⅰ【完結】
「話すのはいいけど、その気持ち悪い顔はやめてよね。」
私は、そう言って自分の席に座ろうとした。
そして、気が付いた。
「嘉ってこのクラスなの?」
「うん。」
しかも、昨日誰もいなかった私の後ろの席。
そうだったんだ。
「ねぇ、侑希ちゃん?聞きたいことがあるんだ。」
嘉は、急にそんなことを言ってきた。
聞きたいことか…
そりゃあいっぱいあるだろう。
いったい、何を聞いてくるかな?
私は少し、期待しながら耳を傾けた。