cross-----桜色の時間軸。
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その本をいとも簡単に片手で、

キャッチした奴は、私のところ

へ足を進めた。

「お前。やっぱり良いな」

私のあごを上へと持ち上げ、奴

はそう呟いた。

「――ッ///!!」

「照れてるの?」

いつもとは違う優しい話し方の

奴に心拍数があがる。

「はなせっ///!」

私はやつの胸をグッと押して、

廊下へ飛び出た。

廊下へ飛び出るとソコに立って

いたのは。

「浮宮さん?」

「ぁ。千代さんですか^^」

浮宮さんは黒い笑顔を私に向け

ると。

『ギュ』

私を強く抱きしめてきた。

「ぇ!ぇ!うっ浮宮さん!?」

「千代さんはとってもいい香り

がしますね。」

そういうと浮宮さんは、私の少

し遠ざけ・・

『チュ』

っとキスをしてきた。。。






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