「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

「本当…暑すぎだって…」


ブツブツ文句を言いながらたった1人積み重ねられている段ボールから、セール用の商品が入っている段ボールを取ろうとしたら



「キャッ…!」



バランスを崩して倒れそうになった。

だけど…あれ?倒れてない…。


不思議に思っていたら誰かがあたしの体を支えていたことに気づいた。



「大丈夫?」



そんな優しい声が聞こえてきて、俯いていた顔を上げると


「早咲さん…?」



危ないよとニコッと微笑む早咲さんの微笑みにドキンとしたんだ…。



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