「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
もっと…もっと…あなたが欲しいー…。
汗ばむ首筋に腕を回して彼の唇にキスをした。
こんなこと…今までしたことなかった。
高3の時に初めて付き合った年上の彼氏との行為は、あたしにとって苦痛でしかなかった。
甘い囁きもなければ、彼の自己満足で終えられていた行為。
いま想えば、憧れて告白して付き合えるようになった時が幸せの絶頂だったのかもしれない。
彼とのセックスに気持ちいいとか…そんなこと思ったこともなくて
特に彼に応えるわけでもなく、早く終わればいいと、いつも心の中で願っていた。
彼は好きだったけど…セックスは嫌いだったんだ…。
そんなあたしの態度が不満だったのか、気づいたら振られていた。
「お前には色気がないし、そそられない。お前みたいな女を、俺はもう抱けないよ」
そんな言葉を残して彼は去っていった。