「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

「もう、戻ります」

俯いて赤坂さんの横を通り過ぎようとしたその時…


「待って」


不意に腕を掴まれて体にビビッと電流が走った。


体に電流が走ったのは…これで二回目。


あの時、床に落ちたセーターを畳んで赤坂さんに渡した時に薬指が触れた時に同じように電流が走った。



途端に頬が赤く染まっていくのが分かる。


だけど、赤坂さんに真っ赤になった顔を見せるわけにはいかない。


変に思われるから…きっと…。


赤坂さんの顔を見ないまま、離してくださいと小さく呟いた。



これ以上あたしに構わないで…!!


まだ残ってるアルコールと、あなたへの想いでおかしくなりそうだよ…!!



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