二人の約束
30分くらいして、やっと落ち着いた。


「俺、紗季の側にいたい。付き合って欲しい。」


「うん。私も陸とずっと一緒にいたい。好き。」



自分でも、素直に好きと言えたことがビックリした。



暗くてよく分からなかったけど、ほっぺに陸の唇が当たった。



私は顔が赤くなった。でも、暗くて良かった。


「家まで送るよ。」


「ありがとう。」


手を繋いで歩いた。

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