二人の約束
陸の顔を見た。


「これっ。陸のアパートの合鍵?」



笑顔で答える。


「そう。正解。いつでも会いに来ていいから。」



「ありがとう。でも、仕事でいないじゃん。」



「まぁ、親から御許しを貰って夜とかに会いに来ていいから。」



「ありがとう。凄く嬉しい。大好き。」


そう言って陸を抱き締めた。

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