☆炭酸TEEN☆


……こんのやるおぉお


しかし、いくら睨んでも唸っても、木野は余計に面白がるだけで完全に逆効果。

「自己中」「傲慢」「KY」などの極悪なイメージを欲しいままにしてきた莉那にこんな強敵が現れるとは、彼女自身予想外だ。


「……で? アンタはなんでここに?」

会議室にいるということは彼も応援団の筈。
けど、委員に入っている人は応援団になれないのだ。

……ならば風紀委員はどうしたのか。

「風紀委員なあ。飽きたから、クラスの女子に変わってもろたわ」

「なんじゃそりゃ……」

――成程。イケメンのいう事なら女子は何でも聞く訳か。

どこまでも自己中な……。


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