私の彼氏は小学生!?
「離せっていってんだろっ……」
グイッ…
はっ…?
力を抜いていた俺は戸川が俺の腕を引っ張り、簡単に体が密着した。
「…にすんだよ」
こいつほんとなんな訳……
「井澤君が遊んでくれなきゃ離さなーいっ」
俺は戸川と遊ぶ気ないんだけど…
「ほんと離れ[ジャリッ…]
俺が本気でキレようとした瞬間足音が聞こえた。
バッとその音がした方を見ると……
和泉がいた。
「いっいず「………やっぱり…絢斗君なんて大嫌いっ…」
俺……つくづく運わる……
和泉は俺の横を通りすぎて行こうとした。
「まっ待って和泉っ…」
戸川を突き放して追いかけようとしたが……
「ついてこないで!!」
そう和泉は泣き叫んで走ってその場から去ってしまった。
………俺どうすればいい…?