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Daily life 日常


純花は毎朝、徒歩で学校に通っている。

片道30分かかるが、歩くのも好きなのでいつも歩いている。



自宅から正門まで歩き、グラウンドを横切り校舎へ向かう。

教室の扉を開けると、

「おはよう、純花ちゃん。」

クラスメイトが純花に声をかける。

「おはよう。」

純花も笑顔で挨拶を交わす。


教室に入ってから席に着くまでの間に、いろんな人と挨拶を交わす。

「おっはよう。」

そんな中ひときわ元気な声で、教室に入って来た長身の女の子。

純花の幼馴染の山下和希【やましたかずき】である。

「おはよう、純花。」
「おはよう、和希ちゃん。朝から元気だね。」

和希の大きな声につられて、純花の声も自然と大きくなる。


和希は、少し人見知りをしてしまう純花のことをよく心配している。

純花がクラスに打ち解けられるように協力してくれている。

その成果もあって毎年スムーズにクラスに溶け込むことができていた。


和希は純花にとって最も信頼している友達。
そのため、日課のことも話している。

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