争いの果てに見えるもの
第一方面基地の第一第二第三中隊、


及び第二方面基地の第六第七第八中隊だけではなく、


更に総司令部の判断により、


総本部基地から第一第二補給部隊、


及びその護衛を兼ねた第九中隊も参加する事になった。



総勢九個連隊、


数にして約二万八千人、


この小さな国の民族戦争としてはかなりの大軍勢だろう。



この中には前途有望な少年兵が多数含まれていた。



さらに第二補給部隊には医療班も配備されており、


けが人の手当もここで出来る様になっていた。



この時第四中隊及び第五中隊は、


それぞれ第一及び第二方面基地の留守を守る事になった。


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