心離れのルームメイト
最低。涙が止まらない。


「本当は嬉しかったんじゃないのかな?あんないい男にキスされて、あいつ性格も俺と違って素直だし優しいし。お前好みじゃないか?」


確かにそうだけど。でも。



「私が好きなのは尚だもん。確かに秀平さんはすごくいい人だと思う。この人を好きになることができたらって思ったことあったよ。でも。」


でも。やっぱり私。



「尚じゃなきゃ嫌。尚が本気で好きなの。」

「考」
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