指輪


★おまけ★

「そういえば、どうしてあたし琢磨の家にいたの?」

「昨日駅前で美咲さんと一緒の優衣を見かけまして、てっきり2人だと思ったら後から男性が来ましてね。気が気じゃなかったですよ。取引先の秘書の方といたのに、もう取引どころではありませんでした。そこで交渉が終わり次第すぐにもう一度駅に向かいました。」

戻ってみるとタイミングよく居酒屋から出てきたあたし達を見つけたらしい。
しかも、その時酔いつぶれていたあたしは、メンバーの一人によっかかるようにくっついて歩いていたらしい。

「思い出したら、気分悪くなってきましたね。優衣、もう僕以外の人とお酒飲むのは禁止です。いいですか?」

琢磨…目が笑ってないよ。
私に抵抗権なんてもちろん、ない。
もちろん、するつもりなんて少しも無いけれど。
それはなんとなく悔しいから内緒にしておくことにした。

「…はい。」

「さて、そうと決まれば昨日のお仕置きをしなくてはなりませんね。何をしてもらいましょうか?」

そう言って琢磨が意地悪そうに笑った。
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