出来ちゃった恋愛
弁当はユズが作ってくれるから昼メシは大丈夫だけど飲み物すら買えなかったじゃん…。



「噂の嫁ちゃん、俺店長。今は他のヤツ昼メシ食いに出てんだ」

「そうですか!!よかったです!!これからもよろしくお願いします!!じゃあこれで…」

「歩いて来たの?」

「はい、散歩がてらに」

「休んでったら?咲都も休憩入っていいから」



なんか気まずいんだけど~…。



ユズも困った顔してるし!!



「買い物とかまだだろ!?行くんだよな!?」

「う、うん!!だから大丈夫です!!」



ユズが帰った後、意味深にポンッと肩に手を置かれた。



なに言われんだろ~…。



「ちょっと美人とか言ってたくせに」

「人の感じ方の違いっス…」

「俺、超タイプ…。お前羨ましすぎ!!」



ブスって言われんのかと思った…。



タイプって…。



「細いし白かったなぁ~」

「そう…ですね…」

「風呂とか一緒に入んの?妊婦に見えねぇ~!!人妻もったいねぇ~…」



一緒に風呂なんて考えらんねぇ~…。



< 122 / 440 >

この作品をシェア

pagetop