出来ちゃった恋愛
しばらくしてやって来たサキは隠すとかって行為は全くしないらしい。



なんでそんな堂々としてられんの!?



「み、見えてるよ…」

「あんまり見られると…大変なことに…」

「ごごご、ごめんっ…」


背中を向けたサキは頭を洗い出した。



サキと一緒にお風呂なんて…大進歩だよね?



ムダな脂肪がない体だ…。



いいな…。



背中に触りたい…。



「ちょっと寄って?」

「あっ…あい…」



サキがバスタブに入って来たから角に寄って背を向けた。



急にグッと引かれた体はあっという間にサキの腕の中…。



裸で後ろから…。



「ちょっとタイム!!」

「なに?」

「こ、こういうの想定外だから!!密着…して…」

「ユズってさ、知れば知るほど女のコだよな」



どんな意味!?



ってかサキの胸があたしの背中にっ!!



暴れたいのに狭くて暴れられないっ!!



「さ、咲都君の…アレが…当たってる…」

「まぁそうなるわな。気にすんな、理性で押さえこんどくから」



気になるって!!



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