君が、好き。〈短編〉
「じゃあ私、お兄ちゃんが〇〇まで迎えに来てくれたから帰る!」
君にバイバイした。
もっと一緒にいたかった…
「ホンマに大丈夫か?」
って何回も心配してくれて、
「大丈夫」
って答えた。
6、7段ぐらい階段を降りたところで、
また、
「大丈夫?怖くないか?」
って聞いてくれて
「大丈夫」って答えた。
降りきったときに怖くなって
涙が出てきた。
手でぬぐうと後ろから、
「大丈夫だって、怖くねぇから」
安心させる君の声が聞こえた。