ひとかけらの恋
最終章 輝き続ける
朝の空気はとても清々しかった。



今日から私は一つ学年が上がる。



私は中学生になったのは、つい昨日のことのように感じていたけど、もう3年生になるんだ…。




時計の針は、5時12分をさしている。



今日は目覚し時計が鳴る前に目が覚めた。



毎日こんなのだといいのになぁ…。



私は準備しておいた制服に着替える。


ちょっと時間早いけど、二度寝すると起きられなくなるもんね。




「う~ん、どうしよう?」




私はベッドの上にポロシャツとブラウスを並べて、腕組みをしながら悩んでいた。



私の中学校は、女子はポロシャツとブラウスの二通りのパターンがあって、どちらを着てもいいようになっている。






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