HARUKA -衝動の果てに-
突然の試練





―――

――




「え」



知らせは突然きた。




「だから、ライブだよ、ライブ」

「あ、あたしがですかぁ・・・!?」

「ああ。といっても他のアーティストと合同でやるつもりだけど・・・どうかな」




どうかなって、聞かされたばっかなのに!?



平山にも言った通りボイトレしようと事務所に訪れたあたしは卯方に「話があるんだ」と呼び出されて、今取締役室にいる。

レイルロードエンタテインメントに所属して一日も経たないうちにこんなサプライズが待ってるだなんて・・・あたしの心臓はこれから持つのか・・・。





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