HARUKA -衝動の果てに-




厨房の片隅に行くと、店長はなにやら小さな白い紙を見せてきた。

名刺?



「私の友人に、芸能事務所を営業している奴がいてね。先週の事を言ったら、跳びついてきたんだ。いまいちピンとくる新人がいなくてスカウト三昧だったらしいんだけどね」

「・・・それで、あたしが?」

「もちろん即CDデビューなんてことはない。オーディションを受けて、勝ち残った1人のみがデビューだ。もしやる気があるならここに書いてある番号にかけてくれ」

「はい・・・」

「いきなりで悪かったね。こんなおじさんに来いなんて言われたら驚くよなぁ」



いや、さっきのあああ!の方がびっくりした。



「私も、君にデビュー権を獲得して欲しい。君の歌は、パワーをもらえる。一ファンとして、受けてくれたらうれしい」

「ありがとうございます・・・」



なんだろう・・・最近色々ありすぎて凄い。

こういうのなんて言うんだっけ。

棚からぼた餅?



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