シンデレラ~あなたが羨ましくて~
謝れなかった、、、。


あの子には本当に調子を狂わせられるわ。


最初は嫌いでも、本人に言うつもりはなかったのよ。


ただ、あの子だけがこき使われるのは不公平だと思っただけ、、、。


今のお母さんに言っても聞く耳を持たないのはあきらかだし、悪く言ってでも代わってあげようって思ったの。


でも、、、勢いで傷つけた、、、。


あの子は悪くないわ。


今はもうお父さんもお母さんも居ないから、、、頼れるものなんて無いから、、、謝ることしか出来なくて、、、それが当たり前になって、怯えてるんだわ。


、、、私たちに、、、。

< 33 / 137 >

この作品をシェア

pagetop