シンデレラ~あなたが羨ましくて~
そう言ってその人は私の髪に花を飾った…。


「えっと…あの…。」


「顔が赤いですよ?」


「えっ?あ、あの私なんかよりもさっきまでいた女性の方が美しかったでしょう
?」


「さっきいた女性…?」


「王子と踊っていた…。」


「そういえばあの方も美しかったですね?」


…やっぱり…シンデレラが…一番…。


「でも…私の目からは貴女の方が美しいですよ?」


「え…。」


「さて…そろそろ帰らなくては…。」


「えっと…。」


「お家までお送りしたいのはやまやまですが…時間が…。」


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