純情★可憐─恋してヴァンパイア─
あたしの表情を見て天音は"ふっ"と笑う
「いい顔してるぜお前…まぁあれだ…俺達は運命共同体だからなっ…んでもって恋人って奴だから…」
少し照れてる天音がうっすら頬を染め頭をポリポリとかいていた
「運命共同体…かぁ…まっいっか…うんっ悪くない!」
天音の手をぱっと握って歩き出す
人目なんて気にしない!だって恋人同士なんだから…
あたし達は堂々と手を繋ぎ廊下を歩く
その日は何だかとても清々しい気分だった