君のために僕は死のう
転校


ジリリリリリリ…



必要最低限の物しか置いてない部屋に目覚まし時計の音が鳴り響く


「…朝…か…」

あたし久藤悠は今日から神宮学園に転校する




ジャ~パシャパシャ……キュ


顔を洗いリビングへ向かい朝ごはんを食べる




シャラ…



パンを食べていると腕につけていたブレスレットが良い音を奏でた


「……和希……」



和希はあたしの彼氏だった…
いや…今も彼氏だと思ってる





パンも食べ終わったことだしそろそろ学校へ行こう


「カバンよし、ハンカチよし、ティッシュよし。OK」

持ち物チェックしてあたしは和希の写真を手にとって


「和希…行ってくるね…」

ガチャ…


バタン






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