空色
第二章*運命
『うわーん寝坊したぁー』

今日はみんなで遊ぶ日。

今日が楽しみで眠れなかった私は、寝坊して、遅刻寸前!!

『みんなー』

『遅いぞ!みんな待ってたのに』

『まあまあ優。そう怒らないで』

池ちゃんが優しい声をかける。

『お…おう』

顔を赤らむた優君は誰かに似ていた気がした。

『じゃあどこ行く?』

みくが楽しそうに声を弾ませる。

『とりあえず町でも行くかー?』

康也君。ナイス!!

『賛成ー!行こっ』

電車の中はと空いていてみんな席に座ることができた。


『着いたー!!』

『すごい人がたくさん…』

『まずどこ行く??』

翔が言う。

『んー…とりあえずその辺歩く?』

『私プリ撮りたい!』

『私も!!』

『んじゃゲーセンでも行くか』

私達はゲーセンに向かった。でもたくさんあってどこで撮ろうか迷ったあげく、大きいゲーセンにした。

『あったプリ機♪』

『どれにする?』

どれも可愛い!

『私これがいいなー…』

『じゃあそれにすっか!』


私達はプリ機に入ると、バックを置いた。

『誰がお金出す?』

『ジャンケン??』

『いーよ俺出すよ。そのかわり300円だから俺100な♪』

康也君…優しいんだかせこいんだか…

『じゃっ俺もだすよ!優も出せよ?』


< 18 / 82 >

この作品をシェア

pagetop