とある堕天使のモノガタリ
~INTROITUS~
後輩はガクと俺を見ると「仲いいんすね」と呟いた。
「黒崎の彼女ナンパして殺されかけたけどな!」
とガクは口角をあげた。
「ん。あれはマジで殺すとこだった。」
「…それで何でそんなに仲良くなるかが謎っすね…」
「…その後ガクに俺ナンパされたけどな。」
「え!?ガクさん…どっちもイケるんすね…」
「待て待て待て!
sevenに勧誘しただけじゃねーか!」
ガクは焦りながらそう言った。
「黒崎先輩がseven入ってたらな~」
「コイツはチームには入らねーよ」
「俺の憧れなんすよ、黒崎先輩は…」
そうは微笑む後輩は少し可愛かった。
そんな話をしていてるとジンヤが誰かと店に入って来た。
一緒に来た予想外の人物に驚くいた。
「忍!?」
「え?誰っすか?」
「黒崎の彼女だ。」
カウンターまで来たジンヤと忍はニコッと微笑んだ。
「忍さん途中で見つけたから連れて来ました。」
「あぁ、ありがとう…
つか、なにやってんのお前…」
「電話しても出ないから来てあげたんじゃない!
ほら…差し入れ。食べてないんでしょ?」
言われて初めて夕飯食べてなかった事に気付いた。
「マジ!?サンキュー♪
…じゃない!
ひとりであぶねーだろ!?」
「大丈夫よ…心配しすぎ!」
忍は呆れた顔をしながらカウンター席に座ると、隣にいた後輩に「こんばんは」と挨拶をした。
「く…黒崎先輩の彼女さんですか!?
はっ…初めまして!」
ガチガチに緊張しながらそう言った後輩を見て忍は吹き出した。