BAND(仮)
「………さん、yoruさん?」
あっと言う間に演奏は終わり、美少年4人組の1人に肩を叩かれて我に返った。
「あ ああ
演奏良かったぞ。」
本当にそれ以外に言葉が浮かばなかった。
彼等の演奏は
儚げで とても綺麗な音色だった。
ただ、ボーカルがないのはびっくりしたけども。
彼等に目を向ければ、全員嬉しそうに笑顔を見せてくれる。
「…じゃあ
ステージ行くから。」
それ以上に話す事もないから、席を立ってステージに向かった。