夜光虫〜お隣様ホストの奴隷〜
そんなに喜ばれると買ってやって良かったと思う。



俺までもが嬉しくなるって、不思議だ。



店を出ると、ナナに会ってしまった……。



少し大人っぽくなってるけど一瞬でナナだと分かった。



固まって動けない俺に、ナナは話しかけてきた。



正直、何の会話をしたのか覚えていない。



だだ覚えているのは、鈴花を『彼女』だと嘘をついた事だけ。







< 227 / 333 >

この作品をシェア

pagetop