華と月
意図
「変わった事…」

葵は思い出していた…。

「私が、学校で金木犀を見てたの
そしたら、女の子が「これお姉ちゃんの本だよ  」って渡されて
それから家に帰ると急に眠くなって、いつの間にか…」

「アゲハの館にいたって訳か」

ハヤトに言われて頷く。

「その女の子とその渡された本は、今どうしてんのか?」

「そういえば、どうしたのかしら?」

「探し物が増えたな」

ハヤトがそうにっこり笑う。

そして景色は、相変わらず銀世界ではあるものの
、空から眺める景色はまるで違っていた。

「あ、ほら見えてきたぜ」
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