~ツンデレ彼氏~
「ほら、早くしてよ!
私まで遅刻しちゃう」
私は尚斗を焦らせた。
「ん?あぁ、ごめんごめん」
尚斗はのんきに鼻歌なんか
歌いながら準備を始めた。
しばらくして尚斗の準備が
おわって、私はわくわくしていた。
なぜかというと、
セットした尚斗はすごい
かっこいいから。
尚斗は学校でとても
人気が高かった。
「学校の女の子に
寝起きは見せられないもんね」
私はボソッとつぶやいた。
「なんか言ったか?」
後ろから尚斗の声がして
びっくりして腰を
抜かしてしまった。
「え!?大丈夫か?!」
「へ、平気!ちょっとバランス
崩しただけだから…っ」
「ほら」
軽々と私を抱えあげて
立たせてくれた。