誰よりも愛してくれなきゃ××


「ははっ!ドンマイ!あんたらカレー好きだねぇー」

「あたしは好きじゃないっつの!」


後ろの席にいるみぃだけど、あたしが隣の席にいる奏斗の方に体を向けていたから、左側から聞こえてきた笑い声

それに反応して、顔だけで振り向く


と、頬杖をついて閲覧者のようにあたし達を眺めている、みぃ



あたし達は見せ物かっ





「つーかお前、俺んち来ていーのかよ?好きな奴いんじゃねぇーの?」


「………」


このっ


「ぶっはっ!奏斗くん鈍っ感ー!」


鈍感男っ!



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