誰よりも愛してくれなきゃ××

さ迷い続ける、その先に





─…

──…





ピーンポーン…





あぁ、さみぃ



俺は風にさらされ冷える体を縮こまらせて、心愛ん家のインターフォンを押した




ボーッとしていたんだろう。



気付いたらもう鳴らしちまってて、

躊躇う時間なんて、1ミリたりともなかった












「……………」



でねぇ。



しばらく待っても応答なし


誰もいねーのか?



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